恋した相手の姿は?視覚障害者の気になるところ!

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もし目が見えなければ、自分が恋した相手を見ることはできません。

視覚障害者といっても軽度から全盲まで人によるところですが、もし全盲であれば、相手のどこに恋してどこを問題に感じるのでしょうか。

解説していきます。

視覚の代わりは...

五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の1つであり、人間が行動するにはほとんど頼っているとまでいわれる視覚。

小学校などで目隠しして「視覚障害者体験」をしたことのある方も多いでしょう。

視覚を失ってしまうと、「自分の周りに何があるかわからない」「自分に迫る危険がわからない」、それこそ「前が見えない」ととてつもない不安に襲われます。

そこで代わりに発達するのが、聴覚、触覚、嗅覚などの五感のうち他の感覚と、一般的には「シックスセンス」と呼ばれるような「勘」です。

シックス・センスて凄そう

これらは、優れた人であれば「近寄ってきた人が誰かわかる」レベルまで発達していきます。

視覚の代わりとなるもので補いながら生きていけるようにと、自分の体が無意識に他の感覚を育てていくのです。

生まれつき視覚障害である方の感は鋭いだろうね

どこに惹かれる?

「人間性格なんて言いながら結局のところは顔だ」という意見は何度も耳にしたことがあるでしょう。

ですが、目の見えない人は顔で判断できません。

私も昔は、顔で選んでた時期あるよ〜

顔から入る人、多いよね

ならどうやって恋をするのでしょうか。

生まれつき(先天性)なら

生まれつき目が見えないと、生まれた頃から他の感覚を養っているので、雰囲気でその人の人柄まで判断できる人が多くいらっしゃいます。

顔は見えませんが、嘘も通用しません。

上辺だけに騙されずに「本来の」性格でその人を判断することができます。

本当の意味で「性格で」相手を選べるのはこの人たちでしょう。

少しでも可笑しな事を言ったら直ぐに見破られそうだ

他にも、「匂いが落ち着く」「声が落ち着く」などの理由もあります。

これは、健常者にもある理由ですが、嗅覚の優れた人にとってはかなり大きな惹かれる要因となります。

事故や病気など(後天性)なら

事故や病気などで途中から目が見えなくなってしまうと、生まれつき目が見えない人ほど他の感覚が発達しきっていないので、嗅覚や聴覚、触覚などの感覚に頼りがちになってしまいます。

目が見えないなんて怖すぎる。。。

後天性の視覚障害は、かなり苦労しそう

突然失ってしまった視覚の代わりに他の大きな感覚を使って補おうとするのは自然なことですが、もし「勘」などが発達していない場合は匂いや声に惹かれることも多いです。

デートするなら...

もし惚れた人とデートまでこぎつけたとしましょう。

1番大きな問題となるのは「相手のエスコート」です。

こちらも小学校で視覚障害者のエスコート体験などをなさった方もいらっしゃるでしょうが、視覚障害者のパートナーとなる方には、慣れた場所以外には常にエスコートが求められます。

怪我しないよう不安がないようサポートしなきゃだね

いかに適切に、視覚障害者にとって不安のないサポートができるかが鍵となります。

二人の関係性・信頼性が重要になるんだろうな

目が見えいない障害で気になるのは...

目が見えないと、気になることは沢山あります。

そのうち恋愛にとって重大なもの3つをご紹介いたします。

相手の姿は?

自分が恋した相手の顔はもちろん、身長や体格など、手でさわってある程度はわかるとしても、目で見たようにはっきりわかるわけではありません。

後天的に目が見えなくなった方は、目が見える世界を知っているだけに悔しく歯がゆい思いをするでしょう。

どんな障害でも悔しくて歯がゆい思いを何度もして精神的に辛いだろうね

デートを重ねるうちに大体の姿はわかるでしょうが、それでも見たいと思ってしまいます。

自分たちは周囲から、どう見える?

相手の姿はもちろんですが、自分の姿が見えないというのも大きな問題です。

「今日の服はどうしよう」と悩みながら、服の違いがさわった感覚でしかわからないのなら、ちぐはぐなコーディネートをしてしまうかもしれないのです。

元々服の数が少なかったり、似た系統の服しか持っていないなどの場合は別ですが、おしゃれが好きで沢山の洋服を持っていたり、色もさまざまで柄付きのものも多かったりすると、自分でコーディネートすると悲惨なことになりかねません。

お出かけする時の洋服を決めるの、もの凄く大変そう

私だったら一緒に選んであげる

また、自分達カップルがお似合いに見えるかどうかも気になるところです。

相手があまりに奇抜すぎても目が見えないとわかりません。

街ゆく人たちから「自分たちはカップルに見えるだろうか」という心配もあるでしょう。

目隠しプレイではないのに

デートを重ね肉体関係まで結びついたとしましょう。

目を隠すことで他の感覚を鋭敏にして楽しむセックスの1種である「目隠しプレイ」ですが、視覚障害者の場合は、そのままのセックスが目隠しプレイとなってしまいます。

目隠しするのは多くの場合「女性・受け入れる側」ですが、男性が視覚障害者だった場合には「相手がどこにいてどこに...」などの不安が発生します。

SかMかの問題なだけで男だって目隠しプレイするよ。

こうして迷った際には、受け入れる側の寛容さが必要です。

最後に障害者も恋・性を楽しみたい

視覚障害者は声かけや誘導などのサポートを必要とすることがありますが、それを恋人にされているときに「障害者と介助人」ではなく「1組のカップル」として見られたいですし、カップルとして楽しみたいのです。

たとえ周囲の目は気にしないとしても、カップルとして楽しみたい気持ちはありますし、その気持ちは健常者と同じです。

視覚障害者を視覚障害者として見ずに、視覚以外の感覚が発達した1人の人として尊重して、恋愛も性的なことも楽しんでいきたい気持ちも尊重していくことがとても大切です。