病気が障害(「脊髄損傷」「強直性脊椎炎」)になる人の性事情

病気が障害(「脊髄損傷」「強直性脊椎炎」)になる人の性事情「サムネイル」

今回は、後天的(生きている途中でかかった)病気が障害になる人の例として、私の話をさせていただこうと思います。私の話を友人の話の後にもってきたのには理由がありまして、私は「脊髄損傷」(せきずいそんしょう、英語:Spinal Cord Injury)と「強直性脊椎炎」(きょうちょくせいせきついえん、ankylosing spondylitis: AS)の友人のもつ特徴を合わせ持っているため、先に友人の話をさせていただいた方がより理解していただきやすいかと愚考致しました。お許しください。

私のもつ病気

私は様々な疾患をもっていますが、そのほとんどは「先天性」であり、のちに発覚して現在治療中というものがほとんどですが、今回は性事情に関係する「多発性硬化症」と「間歇性(かんけつせい)WPW症候群」についてお話しさせていただきます。

多発性硬化症とは

多発性硬化症とは指定難病であり、脳や脊髄といった中枢神経で炎症が起こることによって、炎症が起こる位置によって様々な症状を引き起こす病気です。

この炎症は、自分の免疫細胞が神経の電気信号を伝える部分(軸索突起)の膜(髄鞘またはミエリン)を剥がすことで生じるので、自己免疫疾患とも呼ばれます。

いつ何が起こるかわらかない、本当に難病ですね。。

私の症状

多発性硬化症の症状は人によって様々ですが、私の場合は症状の進行も早く、薬の効かない特異体質ということもあり、一時期は全身不随、その後も右半身の完全麻痺の期間が長かったため、右半身の特に脚はほとんど言うことを聞きません。

手はこうしてライターをしているくらいですが、薬を飲まないと強直性脊椎炎の友人と同じく、全身痙攣して動かないのが実状です。

全身不随の後遺症か、首から下の感覚はありません。

ここは脊髄損傷の友人と同じです。

椅子に座っていて転げ落ちることなどは、頻繁にあります。

ただ、痛覚だけはあって、痛みでのみ自分の体の輪郭を把握している状態です。

WPW症候群とは

病気が多くて恐縮ですが、もうひとつ抱える心臓病についてもお話しさせていただきます。

この間歇性WPW症候群とは、心臓が収縮するための電気信号の通る道(刺激伝導系)が、本来であればひとつのところ複数あるために、なんらかの理由で別ルートが電気信号を伝え出すと心臓が大暴れして、正常なら脈拍が90ほどのところが200くらいまで跳ね上がるという病気です。

ルートをカテーテルで焼き切る手術を受ける方が多いですが、私は今のところ薬で抑えていて、発作が起きても140くらいで治まっています。

いくつも病気を抱えていてますね。落ち着いた状況であればサービスを提供する事も可能かも知れませんが感覚がないとなると射精以外で快楽を得て頂く形になりそうです。

私の裸では興奮しないかな?胸を触ったりキスをしたり射精でなくプレイを楽しむのも難しいのかな?

病気が性に与える影響

問題点はこれまでのページでたくさん挙げてきましたので、ここからは私特有の症状についてお話しさせていただきます。

感覚がない

繰り返しますが、私が首から下の感覚がありません。

ただし、温度や触覚はなくても、痛みは神経が別ルートなので損傷されておらず、感じることができます。

これは脊髄損傷の友人と異なるところです。

なのでわたしは、快楽を得ることはできませんが痛みを感じることはできるので、痛みによって性行為を実感することができます。

つねられる、切られる、無理やりされる、そんな風にして、少なくとも「感覚を得る」ことはできます。

痛いのは痙攣で充分なのでいらないというのも正直なところです。

SM的な感じになるのかな!?

痙攣がある

これは強直性脊椎炎の友人と同じながら異なる点も多いところです。

私はのけ反る痙攣は背中が痙攣したときにしか起こしません。

あとは、丸まるような痙攣、手や脚単独の痙攣、部分的な痙攣から全身痙攣に発展する、など種類は様々ですが、性行為中にこうした痙攣が起こるととりあえず薬を飲まなければなりません。さらに加えると、その薬の副作用は激しいので、飲みたくないがゆえに、性行為自体があまり好きではないというのが本音です。

射精するより、副作用が気になるから射精に至らないと言うことなんですね。

心臓発作がある

私の場合もう1つ厄介なのが、何かの拍子に心臓発作が現れて脈拍が急上昇し、目眩で倒れたり失神したりすることがあるという点です。

発作と運動は関係がないのですが、痛みでしか感じないからといって痛みを感じると心臓発作が起こる、ついでに痙攣も起こるという形で、性行為どころではないというのが現状です。

薬はありますが即効性はありません。

発作が落ち着くまで待ったとして、それから再開しても発作の恐怖は常にあります。

聞いていても恐ろしいです。

痛みのない性行為を

感覚を失い痙攣をもつ私が性に対して望むのは、「痛みではない何かで感覚を得られる行為を」ということです。

感覚のない人への性介助は難しい

これは看護師でも介護士でもプロのお姉さまでも難しいと思いますので強くは言いませんが、それでも友人と話し、同じような症状をもつ患者として相談も受ける身として感じるのは、「感覚がないことを感覚のある人に理解してもらうことは難しい」ということです。

感覚は当たり前のように備わっているものですから、それを失った人がどのように生活して、どのように欲求を満たしていけば良いのかについては、当事者同士だけでなく、たくさんの方に知っていただいて、理解とは言わずとも、一瞬でも考えていただければ幸いに存じます。

当店は、性的サービスを行うことを業務としておりますが、中にはキャバクラのように会話するだけを楽しむ方もいます。

よかったらお話しましょう。お誘いお待ちしてます。

注意

私は多発性硬化症の特異型なので、すべての多発性硬化症患者がこのような症状というわけではありません。人によって様々なのもこの疾患の特徴です。そこはご理解していただければ幸いに存じます。

いくつも障害を持ち心臓にも影響がある方へのサービス

心臓発作と聞くと危険とかし感じません

お薬で治まるとのことですが、副作用が強いということで性的サービスは好ましくないでしょう。

キャバクラ感覚で利用を検討して頂ければ幸いです。